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イチゴ

風邪予防、美肌づくりに役立つビタミンCの宝庫

イチゴ

 イチゴミルク、ショートケーキ、イチゴソフト・・・イチゴは洋菓子と相性のいい果物だと思っていたら、「いちご大福」という、あんこに包まれた和菓子が登場しました。初めはその組み合わせにびっくりしましたが、やがてこの味も親しまれたようです。

 洋菓子に和菓子に、デザートに人気のあるイチゴですが、その特徴はまず、ビタミンCがたっぷりと含まれていることです。大粒10個を食べれば、成人1日の所要量を満たすほど。まさにビタミンCの宝庫です。

 ビタミンCは粘膜の抵抗力を強化して風邪を予防します。風邪をひいたあとでもイチゴを食べるようにすると、回復が早まる作用があるそうです。また、ビタミンCにはがんの発生に関与する活性酸素の活動を弱めたり、がんに対抗するインターフェロンの体内製造を助けるともいわれます。特にビタミンCが不足しやすいヘビースモーカーには、おすすめです。

 女性にうれしい美肌づくりにも効果が期待できます。旬の時期にはたくさん食べて、肌を内側から白くみずみずしい状態へと導きましょう。

 またイチゴは、食物繊維であるペクチンの多い果物です。ペクチンは血中のコレステロール値を下げ、善玉コレステロールを増加させる作用があり、高血圧や心臓病を予防する働きがあります。

 形は悪いけれど新鮮なイチゴが手に入ったら、煮詰めてジャムにしてみましょう。そのときにレモンを1個搾るとペクチンを補って、同時に赤く美しい色に仕上がります。

参考文献
『クスリの食べ物』(西東社)
『野菜&果物図鑑』(新星出版社)
『新食品分析表』(一橋出版)
栄養の比較

レシピ

イチゴのシャーベット

イチゴのシャーベット

材料(4人分〈600ml〉)
イチゴ 200g
レモン汁 小さじ1/2
砂糖 80~100g
300ml
ゼラチン
小さじ1
大さじ1
ミントの葉 少々

提供:ベターホームの料理教室
撮影:大井一範

作り方(調理時間20分 凍らせる時間は除く)
  1. ゼラチンは大さじ1の水に振り入れ、15分以上置く。
  2. イチゴはへたを取り、ステンレスの容器やボウルなどに入れる。フォークの背で粗くつぶし、レモン汁を掛ける。
  3. 鍋に砂糖と水300mlを入れ、火に掛ける。砂糖が溶けたら、火から下ろし、(1)を入れて完全に溶かす。
  4. (3)の鍋を氷水に漬け、混ぜながら冷ます。(2)の容器に入れ、ふたやラップをして冷凍庫で冷やす。
  5. 1~2時間後、固まりかけたら、フォークでかき混ぜる。これを、2、3回繰り返す。

(1人分約97~116kcal)※砂糖の分量によって変わる。

(JA広報通信2月号から転載)