関連サイト

イベント情報

HOME > レシピ > フキ

フキ

ほろ苦さと歯応えが魅力の春の彩り

トマト

 フキは、平安時代には栽培されていたといわれる長い歴史のある山菜で、数少ない日本原産の野菜でもあります。ひと口食べれば、独特の香りとほろ苦さがふんわりと広がって、春の恵みが感じられます。煮物にすることが多いですが、シンプルに酢みそであえたり、サラダや、炊き込みご飯、すしなどにしてご飯に混ぜると、爽やかな色としゃきっとした歯応えが楽しめます。フキの魅力は何といっても、その独特の香りとほろ苦さ。あくが強いので、下ゆでしてから使います。
 
<下ゆでの方法>
(1)葉を落とし、鍋に入る長さに切って、まな板の上で塩(フキ200gに対して塩小さじ1)を振り、手で転がします(板ずり)。
(2)鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩が付いたまま2~3分ゆでます。
(3)水に取り、皮をむきます。皮の端を1周むき、まとめて引くと一気にむけます。
 
 フキを、板ずりしてからゆでると、皮がむきやすくなり、仕上がりの色もきれいになります。美しい色を生かした料理にするには、調味後の加熱時間は短くします。いったん取り出し、煮汁を冷ましてから戻し入れて味を含ませます。色を気にしない場合は、じっくり煮て味を染み込ませます。
 
 選ぶときは、明るい黄緑色で、茎がしっかりしていて、しなりにくいものを。切り口が新鮮で、傷みの少ない、みずみずしいものを選びましょう。
 
 生で保存する場合は、葉を落として適当な長さに切り、ラップに包んで野菜室へ。なるべく早く使いましょう。ゆでたものは水に漬けて冷蔵します。毎日水を替えて1~2日で食べ切りましょう。
 
 ちなみに、フキの花のつぼみが「フキのとう」。フキに比べて栄養も豊富なので、一緒に食べて、春を満喫してみては。

レシピ

フキの炊き込みご飯

フキの炊き込みご飯

材料(4人分)
米用カップ2
だし(フキの煮汁と合わせて) 360ml
フキ(下ゆでしたもの) 150g
油揚げ 1枚
A だし 100ml
酒 大さじ2
しょうゆ 大さじ1
みりん 大さじ1/2
塩 小さじ1/3

提供:ベターホームの料理教室
撮影:大井一範

作り方(調理時間7分(浸水、炊飯時間は除く))
  1. 米は洗い、たっぷりの水に30分以上漬けます。
  2. フキは1cm長さに切ります。油揚げは熱湯を掛けて油抜きし、縦半分に切ってから5mm幅に切ります。
  3. 鍋に、フキ、油揚げ、Aを入れて、2~3分煮ます。具と汁に分け、煮汁はだしを足して360mlにします。
  4. 米の水気をよく切って、(3)の汁を加え、ご飯を普通に炊きます。
  5. 炊き上がったら、(3)の具を混ぜます。

(1人分 306kcal)

(JA広報通信5月号から転載)